合格点を狙う
いざ行政書士試験の勉強を始めたものの、その内容が難しすぎて不安になる方も多いと思います。行政書士試験は合格率が一桁の非常に難しい試験、言ってしまえば「落とすための試験」なので難しいのは当たり前です。
しかし、合格するために必要なことは全体の6割に正解することです。全問正解する必要はないのです。受験勉強の段階から、この「あくまで合格基準に達することを目標とする」ことを念頭にしていれば、精神的にかなり楽なのではないかと思います。基本的な設問を重要視し、難問・奇問にはとらわれすぎずに進んでいく勉強法です。
行政書士の試験問題を見てみると、問題を基本的なもの、難しいものの2種類に分けることが出来ます。そしてそれらの問題を割合で考えると、基本的なものを間違いなく解答することが出来れば、合格基準に達することが分かります。
行政書士試験の勉強をしていると、自分がよく間違える問題、難しいと思う問題ばかりに目がいってしまいがちです。「本試験でこんな問題が出たら不合格だ」とまで思ってしまうと、試験当日に萎縮してしまう原因になりかねません。
また、試験の最中にも自分には分からない問題が必ず出てきます。完璧主義の勉強をしてきた受験生は、この時点でたちまちパニックになってしまいます。実際の本試験の1問目と2問目は基礎法学からの出題ですが、わざと難しい問題を出しているそうです。これは受験生の、「分からない問題があったら不合格」という心理を利用していると言えます。大部分を基本的な問題で構成している行政書士試験、合格者と不合格者を分けるためには精神的なところもうまくついていかなければならないのです。
完璧主義者の罠に落ちないために、日頃から「これは出来なくても仕方ない問題」と割り切って問題集を進めていくことが大切です。もちろん試験まで時間がある場合には、極力解説を理解しようという姿勢は必要です。ただ、試験間際や試験中に動揺しないために、「基本を大切にして合格点を狙おう」という考え方は合格には不可欠です。


