憲法
憲法といえば、中学や高校でそのあらましを学習するので、多くの人にとって一番学習を始めやすい法令であるといえます。また、他の法律の基本的な考え方のもとになるのが憲法なので、行政書士試験の勉強を始める際にはぜひ憲法から始めることをお勧めします。
法律を初めて勉強する人にとっては、法律独特の言いまわしに戸惑うこともあるでしょう。
しかし、学生時代の社会科等ですでに大まかな内容を把握できている憲法については、比較的理解しやすいと思います。そういった意味でも、憲法から学習を始めることに意義があります。ここでは憲法を勉強する際の心得についてお話します。
憲法を勉強する時のポイント
憲法は条文数が少ないので、まずはしっかりと全条文を読み、その内容を理解することが大切です。実際の行政書士試験の問題を見ると、憲法分野に関しては、条文を知っていれば解ける問題がほとんどです。憲法の中でも分野によっては判例の知識が必要になりますが、まずは全条文を精読しましょう。どの条文も試験で問われる可能性があると思っておいた方が良いです。
判例の知識が問われるのは「人権」の分野です。テキストや行政書士試験用の六法には、行政書士試験に出題されやすい判例が記載されています。それらについては確実にマスターしておきましょう。
また、憲法に限ったことではないですが、判例を学習する際には、必ず結論だけではなく、なぜその結論に至るのかという理由の部分にも注目してください。そうすることで、応用力を身につけることが出来、本試験でも身につけた知識が活きます。
憲法からの出題では難解な問題が少ないため、出来る限り正解できるようにしましょう。しかし、まれに難しい問題も出題されることがあるので、「簡単な問題ばかりではない」とあらかじめ心積もりしておくと動揺せずにすみます。そして実際の試験では、基本的な問題を確実に得点し、難問・奇問については「間違えても仕方ない」と割り切れるようにしておきましょう。

