民法
民法とは、一般私人間を規律するルールを言います。行政書士試験では、行政法と並んで重要な法律です。万全な対策をして臨みたいところですが、民法はその条文の数が膨大なので、全てを網羅するとなるとかなり苦労すると思います。そのため民法をいくつかの分野に分けて取り組みやすくし、それぞれについてしっかり学んでいく必要があります。
民法は民法総則、物権法、債権法、親族・相続法に分けることが出来ます。行政書士試験ではそれぞれの分野から万遍なく出題されます。
民法総則
民法を学習していく上で、基礎となる分野です。内容が抽象的なので、初めて読んだ時には理解しづらいと思います。まず最初に一度目を通し、物権法や債権法を学んでからもう一度学習すると、スムーズに理解できるでしょう。
物権
物権とは、モノに対する私人の権利です。これを規律する法律が物権法です。物権法はわりと具体的なイメージを持ちやすいので、学びやすい分野といえるでしょう。
債権
債権とは、人に対する権利をいます。簡単な例を挙げると、店で買い物をしたときに商品を引き渡すように請求する権利や、お金を支払うよう請求する権利のことです。物権の分野同様、具体的な事例から分かりやすく理解することが出来ます。
親族・相続
親族・相続は、民法の中でも家族間における法律関係を規律する分野です。民法のなかでもっとも本試験で出題数が少ない分野ですが、他の分野よりも正解しやすい易しい問題が多いため、確実に得点できるよう対策しておきましょう。
行政書士試験合格後、実際の実務でよく活かされる法律が民法です。特に地域密着で活躍する行政書士の元には、モノや土地の権利関係、遺言、相続といった民法分野に関する相談が多く寄せられます。試験だけのためでなく、実務も意識して学習するとやる気が沸いてくると思います。
民法は出題範囲が広く、内容的にも比較的難しい問題が多く出題されるため、特に比重をおいて学習してください。

