独学のための教材選び
行政書士試験を独学で突破するための第一関門は、「教材選び」です。ここでは、どんな種類の教材を選んだら良いかを紹介していきます。
基本書
これは受験勉強の中心となる、1番重要なテキストです。各社から様々なものが出ています。書店で実際に中身を見て、自分が理解できそうなものを選びましょう。
独学向きの基本書のポイントは、
全体的にカラフルにまとめてあるもの
項目ごとに色を変えて説明してあるものは、視覚的に分かりやすいので、法律初学者にオススメです。
図を使って説明してあるもの
実際に試験問題を解く時、事例を図に表すことでミスを防ぐことが出来ます。事例を検証する際、複雑な相関関係により、当事者や相手方を誤って把握してしまうことが多々あるのです。慣れないうちは自分で相関図を作ることが難しいので、基本書に図があると理解がスムーズです。
判例を多く載せているもの
行政書士試験に限ったことではありませんが、法律の勉強をする上で、事例を判例に照らし合わせることは非常に重要です。判例集を使って勉強するのも良いですが、判例集には行政書士試験に出ないようなマイナーな判例も多々記載されています。基本書に試験に出やすい判例が載っていれば、効率良く試験対策をすることが出来ます。
六法
法律を専門に学ぶ人のための一般的な六法がありますが、行政書士試験用の受験六法がオススメです。行政書士試験に出やすい条文にチェックがついていたり、判例が載っていたりと、受験勉強に便利です。
過去問集
行政書士試験の問題は、多くが過去に出題されたことのある内容です。毎年問い方を変えて、同じ内容を出題しているのです。よって、過去問を何度も解くことが不可欠と言えます。過去10年分程度の問題が掲載されているもので、なるべく解説のページが分厚いものを選びましょう。また、短時間にさっと取り組める「肢別過去問集」も併せて用意すると、常に過去問に触れることが出来るので良いと思います。
時事用語集
行政書士試験には一般知識の出題もあります。日常的にニュースや新聞で知っていることでも、改めて正しい意味を問われると意外と答えられないものです。時事に関する本を1つ用意して、試験対策として取り組むことをお勧めします。
予想問題集
予想問題集については『独学で受かるためのおすすめ教材』の章で詳しく解説します。
大まかに分けて、以上の6種類の教材が必要です。選ぶ際にはまず情報収集をしてください。法律を勉強している人や、行政書士資格の有資格者が周りにいれば、その人たちに聞くのがベストです。もしいない場合には、インターネットなどの口コミを参考にしましょう。そして最終的に自分で手に取ってみて、内容に納得してから購入してください。

